金属箔が直接自己発熱するため、熱風オーブンや赤外線加熱等と比較して電力効率が高い。
塗膜や積層体の表面から加熱する場合のスキン層形成や溶剤の内部残留を解消し、高速で高品質な加熱プロセスを実現。
熱風オーブンでは5~10mほどのスペースが必要なのに対し、IH加熱では1m以下のスペースで同等のプロセスを実現可能。コイルを複数段配置し、それぞれの投入電力を設定することにより、任意の加熱プロファイルを設定することも可能。
現在検討中です。ペロブスカイト太陽電池向け低抵抗ITOのインラインアニール等への適用を検討中。R-Rプロセスでの停止時のヒーター予熱によるフィルム基材の溶断を回避します。